REPORT活動報告
矯正医向け「第三回 臨床スタンダードコース」を開催しました。
2021年12月9日(木)、M&Associates Educationによる矯正医向けコースとして、「臨床スタンダードコース 第三回」をベルサール八重洲(東京)にて開催しました。
今回も10名の矯正医の先生方にご参加頂きました。
M&Associatesグループ代表の増岡尚哉先生と、インビザライン社公認ファカルティの戸苅健先生、名駅MA矯正歯科院長の渡部博之先生がそれぞれ講演致しました。
第三回目は以下のアジェンダに沿って講義を行いました。
1)論文から学ぶ:Deep BiteとOpen Bite
2)MA Method:Deep Bite
3)MA Method:Open Bite
4)MA Method:MFT
5)MA Method:Smart Force のおさらい(G4, G5, G8など)
6)クリンチェック作成時の着目点や注意点と作成手順
7)トラブルシューティングとその対応
8)チームビルディング
9)ネクストビジョン(株式会社ヨシダ社製)の活用
終了後、受講生よりアンケートにて以下のようなコメントを頂きました。
◆セミナーを通して有効と思われたテーマ
1位:MA Method:Deep Bite
同上:MA Method:Open Bite
同上:クリンチェック作成時の着目点や注意点と作成手順
◆講義へのコメント
・臨床症例が体系的に理解できた
・相対的挺出のメカニズムはためになりました
・バーティカルへの考えがよく分かった
・ネクストビジョンを持っているが活用方法が理解できた
これまでと同様、講義後にオンラインでの受講生同士の振り返りを実施しました。今回の振り返りでは、スピーカーブや舌側に傾斜した小臼歯の改善ポイント、主に前歯部の絶対的/相対的挺出、臼歯圧下のステージング、下顎前方誘導機能(MA)についても議論に上がりました。
アンケートや振り返りフィードバックをもとに、今後もセミナーの内容をより良いものにして参ります。
次回は、2022年1月13日(木)「アライナーによる垂直的不正咬合の治療 –開口、過蓋咬合の症例を中心に–」にて、治療の際の具体的なポイントについて実際の症例を元にお話させていただきます。