REPORT活動報告

矯正医向け「第二期 臨床スタンダードコース」第2回を開催しました。

2022年5月26日(木)、M&Associates Educationによる矯正医向けコースとして、「第二期 臨床スタンダードコース」第2回をベルサール八重洲(東京)にて開催しました。

M&Associatesグループ代表の増岡尚哉先生と、インビザライン社公認ファカルティの戸苅健先生、名駅MA矯正歯科院長の渡部博之先生がそれぞれ講演致しました。

矯正医向け臨床スタンダードコース

講義アジェンダ:

1)論文で学ぶ:Ⅱ級症例の改善
2)Ⅱ級症例における遠心移動のテクニック(アタッチメントやステージング、エラスティックジャンプなど)
3)Ⅱ級症例:処方書作成時のポイント
4)Ⅱ級症例:クリンチェック作成のポイント
5)Ⅱ級症例:症例供覧
6)Ⅱ級症例(10代向け下顎前方誘導機能の応用):症例供覧
7)Ⅲ級症例:症例選択と注意点
8)Ⅲ級症例:症例供覧
9)Ⅱ級、Ⅲ級症例:カリエールモーションを利用する場合の注意点

 

矯正医向け臨床スタンダードコース

終了後、受講生よりアンケートにて以下のようなコメントを頂きました。

 

◆セミナーを通して有効と思われたテーマ

1位:Ⅱ級症例:クリンチェック作成のポイント
2位:Ⅱ級症例における遠心移動のテクニック(アタッチメントやステージング、エラスティックジャンプなど)
3位:Ⅱ級、Ⅲ級症例:カリエールモーションを利用する場合の注意点

 

◆受講者より、講義へのコメント

アライナーでの欠点リカバリーが必要にならないようにするための方法を学べて勉強になった。
遠心移動の方法を詳しく教えて頂きありがとうございました。
・臼歯の理解(原文のまま)の原因とトラブルシューティングを学べた。
Ⅲ級ケースが難しい理由など学べて良かった。
・Ⅲ級の症例で、どうしてもオペをやりたくないという患者さんがいたので、インビザラインでの治療法を提示できると思ったから。
・先生方の治療方法を惜しみなく教えて下さった気がしました。ありがとうございました。
・三級改善の場合にも、前歯部の干渉を減らしてクリンチェックをつくることの重要さを改めて知ることができた。

 

講義終了後、受講生10名を2グループに分け、オンラインで振り返りを実施しました。振り返りの場では、お互いに学んだことの共有やディスカッションが行われました。その中で、【Ⅱ級症例で遠心移動時の上下咬合干渉などクリンチェックやモニタリングの注意点】や【リカバリー対応やその見極め】【Ⅲ級症例へのカリエールの応用】などについて議論が盛り上がりました。

 

皆様からの回答をもとに、今後もセミナーの内容をより良いものにして参ります。

次回は、2022年6月23日(木)「アライナーによる垂直的不正咬合の治療 –開咬、過蓋咬合の症例を中心に–」にて、治療の際の具体的なポイントについて実際の症例を元にお話させていただきます。

 

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